日商簿記2級を受けてきた話

先日に引き続き資格試験の話です。
問題を貼ろうとしたんですけど日商はがめついので公開していませんでした。

2. あったこと

2-1. 4月

簿記を取れという圧力がかかる。

2-2. 5月

参考書を手にする。
まっさらな状態から2級なので、{3級・2級{商業・工業}}の{教科書・問題集}が届く。
6冊あるのマジ?と思いながらパラパラ眺める。眺めるだけ。

2-3. 6月

6月の試験受ける人大変だな~と思いつつ何もしない。

2-4. 7月

とりあえず3級を始める。
教科書を1日1章進めることで、1ヶ月かけて13章が終わりました。

2-5. 8月

暑いので、何もしない。

2-6. 9月

2級を始める。商業と工業をだいたい半々でやる。
教科書を1日1章進めることで、1ヶ月かけて37章が終わりませんでした。

2-7. 10月

ざっくりとした知識が入ったり入らなかったりしたので問題を解き始める。
3級はスルーして、2級の問題集を1日2~3題解く。

しばらくすると問2,3が難しいことがわかるので、1,4,5を重点的に解く。100点をとる試験ではないので。

2-8. 11月前半

問題集についていた模擬問題を解き始める。
この時点での本番の目標配分は
1:16点
2,3:出来そうな方が10点、出来なさそうな方が4点
4:20点
5:20点
計:70点
おおよそ工業が完璧に仕上がったのと、問2,3でどちらかは部分点狙いにいくのを考えてこんな感じ。

全部で6回分あったけど、実は1回も合格点に届いていない。3日前に解いた6回目が68点でmax。
そんな状態でも、本番は2時間あるのを1時間程度で採点しているので見直しすればどうにかなるかなぁと思っている。
工業は特に計算ミスで10点落ちるタイプの問題なのでそこだけが心配。


2日前からはひたすら仕訳を覚えて当日へ。

2-9. 本番

2級の試験は午後なのでオタクに優しい。


でも結構起きるの早いわね。


会場最寄り駅に着くと腕時計が止まっていることに気づく。
近くのドンキでクソみたいな時計を買うつもりが、クソレベルが低くて微妙に高い買い物になってしまった(6200円)(普段腕時計付けない)(今後使う予定がない)。


そんなこんなで試験開始。

問1は仕訳。
1:昨日見たやつじゃん。覚えてないけど。
2:分からず。
3~5:はい。


次は飛ばして問4。損益計算書の作成。
間接費の分類さえ間違えなければ大丈夫。丁寧丁寧丁寧に電卓を叩いて完答。


問5は原価計算みたいだけど、なぜか対話形式。
直接原価計算の場合は売上高のみに依存して利益が変わることを知っていれば、⑤なんかは計算するまでもない。
そもそも社長なら原価計算出来て然るべきだろ。


ここまででおおよそ30分程度。
問2と3を見る。
2は有価証券。数は多いけど種類ごとに分解すれば部分点は取れるかな。
3は……連結かぁ。演習のときに絶対完答は出来ないけど部分点は取りやすいってわかっていたので、まあ悪くないかなという気分になる。


どっちからでもよさそうなので2をやる。
満期保有は1種類だけかと思っていたら途中で買ってる。しかも額面より高く買ってる。なんだこれ。よくわかんないけどいつもと逆に償却すればいいのかな。
利息と売却益は計算だらけで禿げる。一応出したけど合う自信はない。
のれんは、やるだけ。


8点くらいはとれた気がしつつ3をやる。
決算整理だけで済むやつが思ったより多かったので助かる~って言いながら解く。
連結会計は結局よく理解していなかったので、後半はかなり雑。


空欄を全て埋め終わったのが80分頃。2,3に時間かかったなぁ。
後は無限に電卓を叩き直していた。確か一箇所間違ってた。

すべてうまく行っていたら80点くらいだなぁと思いつつ、計算ミスしてたらすぐアウトになるので不安になりながら帰宅。

2-10. 結果


対戦ありがとうございました。
世間的には難しめの回だったらしい。全国の合格率は17%ですってよ奥さん。
第156回日商簿記2級 合格発表(合格率)まとめページ【簿記検定ナビ】


結局2,3が思ったより足を引っ張らずにバランス良く取れていた。
1は直前詰め込んだ割に2個間違えているので悲しくなる。

3. 感想

やってることは知識として面白くなくもないが、試験の形式が合わなさすぎて直前まで心配だった。
理解している部分でも、電卓の打ち間違いで全部吹っ飛ぶのは心臓に悪い。
とはいえかなり不真面目にやってこれなので、世間を理解するのは難しいなぁとなった。
しばらく資格試験は受けないんじゃないですかね。
受けるのはまた情報技術者何かやるときか、気が向いたら知財の2級取るかってくらいかなぁ。